新拠点重慶の紹介
Cocolaが中国の内陸部の拠点とした重慶市は、中華人民共和国の直轄市。
長江の上流地域経済の中心であり、中国西南圏総合交通拠点である。 人口は約3,100万人と同じ直轄市の中でも
一番の人口を有します。実は、人口の多さで言うと北京・上海よりも遥かに多いのです。(ちなみに日本人は300人前後と、上海の4-5万人と比べれば本当に少ないからこそ、日本製品を知らない人が多く日本商品にとって「潜在売場」ではないかとも考える次第です)
ここでちょっと何で重慶が日本商品にとって「潜在売場」なのか?を重慶をご紹介しながら簡単にご説明させていただきます。
重慶市は大都市といいながら東京とは大きく違い豊富な自然資源に恵まれます。
河川が縦横に流れ、水力発電開発量は749万8200kwに達し、地下鉱泉水資源は中国第3位(実はお水が美味しいのです。だからご飯が美味しいです)。
また鉱物資源も豊かだそうで、探査済み鉱物は石炭、天然ガス、ストロンチウム、アルミニウム、マンガン、石灰石、大理石、方解石、石膏、石英石、水銀、塩岩など38種あり、そのうちストロンチウムの埋蔵量は中国1位、世界2位を占める重慶の有力資源です。
多様な気候によって、動・植物の種類が多く、観光資源も豊富である事から中国国内からの観光客も後を絶えません。自然風景、人文景観共に豊かで、山城の夜景や長江三峡、大足石刻などが有名。「大都市、大農村」が共存し、農業資源開発は大きな潜在力をもっており。また労働力資源も充分で、労働力コストは比較的低い割には、生活費も安価で済む為に給与の余剰金が多く残り生活に余裕があるのも重慶の人々のおおらかな性格を育んでいるのかもしれません。
ちなみに…私の上海の住宅家賃は90平米で16,000元/月でしたが、重慶では(少し郊外ではありますがそれでも生活には支障のない範囲で)同じ90平米で1年間16,000元です。
これだけでも労働力コストが上海と比較して安価といっても、生活は十分に成り立つ事がお分り頂ける事かと存じます。